アイスランドには、観光にお勧めしたい場所がたくさんありますが、女性に特におすすめなのがブルーラグーン。
世界最大級の露天風呂のブルーラグーンは、ラグジュアリーな雰囲気で青く輝くお湯は美肌効果抜群!
できれば半日、ゆっくりと過ごしたい場所です。
駐車場からブルーラグーンのエントランスまでの道。ここからはブルーラグーン の建物は見えません。ゴツゴツした黒い溶岩だらけの道をすすむと、建物が見えてきます。
まわりの環境に違和感なくとけこんだ建物です。18時からの予約をしました。
ブルーラグーンは天然温泉ではなく海水のプール!?
ブルーラグーンは温泉水が湧き出る天然温泉ではありません。地熱発電で真水を温めるために利用した海水を多く含む温水をそのまま廃棄したのが始まりです。
溶岩に廃棄された温水は地下に吸収されていきますが、長い年月とともに、海水のミネラルやシリカが溶岩の穴をふさぎます。
溶岩にシリカの層ができて、温水が地下に吸収されなくなり池ができます。黒い溶岩に白い層ができているのがシリカです。ブルーラグーンの温水は海水70%と真水30%でできています。
1981年、皮膚の病気に悩むヴァールル・マルゲイルソン氏が、地熱発電で出来た池に許可を得て入ると、皮膚病が劇的に改善されました。彼が「ブルーラグーン 」と命名したそうです。
ブルーラグーンの効能は?
皮膚病、乾癬、アトピー性皮膚炎、美肌効果などがあるそうです。
ケイ素、カルシウム、炭酸塩、硫黄、マグネシウムなどが含まれています。
1987年にブルーラグーンが一般公開された時は、皮膚病の患者向けの施設でした。
お湯の温度は37度から39度に制御されています。日本人にはぬるい温度です。
ブルーラグーンのお湯はなぜ青い?
ブルーラグーンは乳白色のお湯が青く輝く幻想的な色です。
この青はブルーラグーンの代表的な成分のシリカが水中を漂うことで可視光線を反射するので青く見えます。
シリカはお湯が水に冷めると分離してしまうので、アイスランドの地熱があるから青く輝けるということですね。
ブルーラグーンの予約
ブルーラグーンは人気があるのでアイスランド旅行の日程が決まったら、すぐに予約するのがおすすめです。時間や曜日で料金は変動します。
夕方の時間帯は比較的空いているようです。マッサージやセラピーなども一緒に予約できます。
ブルーラグーンのプラン
料金:8490Kr〜。11,990kr(約12,000円)の時間が多い。
- ブルーラグーン 入場料
- ロッカー使用
- シリカのマスク
- バスタオル
- ワンドリンク
プレミアムプラン
料金:10990kr〜。 14,490kr(約15,000円)の時間が多い。
- ブルーラグーン 入場料
- ロッカー
- シリカのマスク
- 好きなマスクをプラス2つ
- バスタオル
- 好きなドリンク杯
- バスローブ
- スパークリングワイン1杯(LAVAレストランを利用する場合)
リトリートスパ
料金:39,500kr〜?
リトリートスパは59,000krという表示と予約画面の39,500krという数字があります。
以前はラグジュアリープランというプランがあったそうです。ラグジュアリープランがリトリートスパに変更になり59,000krになっているのかもしれないので料金は注意してください。
- ブルーラグーン 入場料
- リトリートスパ5時間
- プライベートな更衣室
- ブルーラグーンの儀式(シリカ・藻のアルゲ・ミネラルのパック)
- 8つの地下空間へのアクセス(サウナ・焚火・温泉の音を楽しむ空間など)
- スキンケアアメニティ
- ドリンク1杯
ブルーラグーンのおすすめプランは?
プレミアムプランはコンフォートプランにバスローブとパック2つ追加があります。
ブルーラグーンのレストランでランチをする予定がなければ、バスローブはなくても困りません。マスクは無料のシリカの他に、藻のアルゲ、ミネラルのパックがあります。1日に複数のパックをしても効果がわかりにくいかもしれません。
レストランのランチの予約が出来たら、プレミアムプランがおすすめ。予約を取らなかったらコンフォートプランで十分です。
ブルーラグーンの入場から出るまで
ブルーラグーンへ入場
入口の扉を入ると、コンフォートプランとプレミアムプラン・ラグジュアリープランに並ぶ列が分かれています。
コンフォートプランを予約したので、コンフォートプランの流れをご紹介します。
ロッカーの鍵やオプション料金を支払えるリストバンドを受け取り、2階の男女別の更衣室にいきます。更衣室の入り口にビニール袋があるので、濡れた水着を入れるために一枚取って入りましょう。
更衣室とロッカー
更衣室には、シャワールーム、トイレ、ドライヤーなどがあります。バスタオルはブルーラグーン から更衣室に戻る時に受け取るので、更衣室ではもらえません。
更衣室のスタッフが英語で使い方の説明をしてくれます。
ロッカーは空いているロッカーに荷物を入れて、ロッカーの近くのタッチパネルにリストバンドをかざすと開け閉めできます。ロッカーは小さいのでスーツケースなど大きな荷物は入りません。
シャワールームはロッカーの隣です。タオルがないので裸で移動するのかと思いましたが、水着を着てシャワールームに移動して、シャワールームで水着を脱いで全身と髪を洗います。ボディーソープ、シャンプー、トリートメントは備え付けてありました。
スマホを持ち込みたい場合は、ロッカーから取り出しましょう。更衣室は2階なので1階におりるとブルーラグーンです。
パックとドリンク
コンフォートプランでは、シリカのパックとワンドリンクがセットになっています。ブルーラグーンの中にドリンクバーとパックのバーがあります。
ドリンクバーはワイン、ビールなどのアルコールとノンアルコールもあります。2杯目からは有料なのでリストバンドで支払いができます。
パックは3種類。スタッフがスプーン1杯分を手にのせてくれます。
- シリカ…無料。肌のバリア効果を強化。毛穴を目立たなくする。
- アルゲ…オプション料金。藻のパック。コラーゲンの生成を促し、肌に栄養をあたえてアンチエイジング効果がある
- ミネラル・マスク…オプション料金。肌に水分を与えて活性化させる。保湿効果と血行促進。
塗ってから5分くらいで乾いてくるので、ブルーラグーンのお湯で洗い流します。シリカのパックはざらっとしたツブがあります。目に入ると、とても痛いので要注意です。
ブルーラグーンのお湯は70%が海水です。シリカの粒子が目に入った場合はパックをもらえる場所の近くにある水道水で洗い流しましょう。ブルーラグーン のお湯で洗うとさらに痛い思いをします。
シリカのパックはお肌がツルツルスベスベになりました!ブルーラグーンの化粧品も販売しているので買わなかったことを後悔しています。
サウナと打たせ湯
ブルーラグーンにはサウナと打たせ湯もあります。サウナは温度が低すぎて入ってられないとのことでした。
写真撮影
黒い溶岩に青みがかった乳白色の温泉は写真映えします。人魚のような北欧美女がビキニの水着でポーズをとって撮影していたりします。スマホもカメラも持ち込みOKです。
スマホはジップロックに入れて防水するのもありですが、濡れた手に反応しない場合もあるので防水専用のケースにいれるのがお勧めです。
バスタオル
バスタオルはブルーラグーンから更衣室に戻る時に受け取れます。バスタオルはブルーラグーンから出る時に1枚だけ受け取れるようです。
シャワールームで全身を洗ってから更衣室で着替えましょう。トイレの近くにヘアドライヤーと鏡があります。
精算
追加でパックやドリンクを注文した場合は、出口の前にある精算機で精算します。精算がなかったら、リストバンドを返却して出口から退場です。
ブルーラグーンのショップには化粧品やアイスランドのセーターなどのお土産物もありました。
ブルーラグーンのレストラン
ブルーラグーン にはカフェとLava Restaurant、Moss Restaurant、Spa Resutaurantがあります。ちなみに、Lavaは「溶岩」、Mossは「苔」。Mossが一番上のランクのレストランです。
ブルーラグーンを予約する時にLava Restaurantの予約もできます。ランチはバスローブで利用可能です。
Spa Resutaurantは予約不要で、メニューにスシや ミソスープがあります。
ブルーラグーンへのアクセス
ブルーラグーン はレイキャビクから車で約50分です。公共の交通機関はありません。
レンタカーがない場合はツアーがたくさんあります。ケプラビーク空港から30分の距離なので、ブルーラグーンで楽しんでから空港に行けるツアーもあります。
ブルーラグーンに行った翌日に日本に帰国しましたが、アトピー体質の乾燥肌が全身しっとりツルツル肌になっていてびっくり!
ブルーラグーンにもう一度行けたら、リトリートスパをしてみたいです!
ブルーラグーンへ行くツアー
日本でブルーラグーンへ行くツアーを予約するなら、KKdayがおすすめです。
ゴールデンサークルとブルーラグーン送迎がセットになったツアーなら、アイスランドの観光スポットを効率的に見れますよ。