50代で退職してフリーランスで仕事をしていこうと思いましたが、自分で会社を設立しました。
仕事はしているけど、まだ無収入。できるだけコストをかけないで会社を設立するために選んだのが、マネーフォワード会社設立。
実際にマネーフォワード会社設立を使って、自分で会社を作った立場から、これから会社を作りたいと思っている方に、マネーフォワード会社設立はどうだったのか教えます。
マネーフォワード会社設立は登録無料で簡単に会社設立の書類ができました!
マネーフォワード会社設立とは
マネーフォワードというと「マネーフォワード ME」の家計簿サービスが有名です。
マネーフォワード MEを運営している株式会社マネーフォワード が提供している会社設立のためのサービスがマネーフォワード 会社設立です。
マネーフォワード会社設立は、会計・給与・請求書発行などができるマネーフォワードクラウドのサービスの一つです。
マネーフォワード 会社設立のメリット
会社設立をするには、行政書士に依頼する、全部自分でする、会社設立サービスを使うなどの方法があります。
コストを抑えたい
会社設立の作業を全部自分した場合よりも、マネーフォワード会社設立を利用した方がコストがかかりません。
マネーフォワード会社設立を使うと、紙の定款ではなく電子定款が作れるので印紙代4万円が0円になります。
では、自分で電子定款を作れば印紙代が0円になるよね?と思いますよね。
自分で電子定款を作ることもできますが、マイナンバーカード、ICカードリーダーライターや電子署名プラグインソフトなどを用意する必要があります。
会社設立のためだけに用意するのはもったいないですよね。
マネーフォワードクラウド有料契約で電子定款作成手数料がタダ
マネーフォワード会社設立は、行政書士の電子定款作成手数料が5,000円かかりますが、マネーフォワードクラウドの有料契約をすると、5,000円が0円になります。
「定款」で検索すれば定款のフォーマットを手に入れることはできますが、自分が作りたい会社と同じ定款をみつけるのは大変。
一生懸命考えて作った定款が間違っている可能性もありますよね。
マネーフォワード会社設立なら設問に答えていくだけで定款も作れて、行政書士のチェックがあるから安心ですね。
設立後の特典もあり
マネーフォワード会社設立を利用すると、「サクセスパック」の特典サービスがあります。
振込手数料がずっと割引になる法人銀行口座、初年度年会費無料の事業用クレジットカード、バックオフィスツールなどがあります。
特典があるサービス
- マネーフォワード クラウド
- fondesk(フォンデスク)
- 03plus(ゼロサンプラス)
- PAY.JP
- マネーフォワード ビジネスカード
- アメリカン・エキスプレス
- AWS Activate Portfolio
- orosy
- DMMバーチャルオフィス
- ナレッジソサエティ
- バーチャルオフィス1
- toridori marketing
- ペライチ
- トレタ
- Indeed(インディード)
- GMOあおぞらネット銀行
- PayPay銀行
- 住信SBIネット銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- コタエル信託
役所に提出する書類が自動で仕上がり、書類の提出先が自動表示される
実際にマネーフォワード会社設立を利用して、とても良かったのが法務局や税務署、都道府県税事務所、年金事務所などに提出する届出書も自動で出来て、書類の提出先が自動で表示されること。
法務局で法人設立登記をしたら、会社設立が終わるわけではありません。
会社を作ってはじめて、税務署、都道府県税事務所、年金事務所、市町村役場に届出をする必要があることを知りました。
提出期限も表示されるので提出漏れもないですよ。
マネーフォワード 会社設立のデメリット
定款ができるまで、1〜2週間の期間
マネーフォワード会社設立を利用すると、定款ができるまでに株式会社で1〜2週間、合同会社で1週間程度の時間がかかります。
すぐに会社を設立したいという場合には、行政書士に依頼することをおすすめします。
特急料金は別料金
マネーフォワード会社設立の定款作成は早くて1週間かかります。
そんなに待てない!という場合は、3営業日でできる「特急」がありますが、追加料金が1万円かかります。
コストを安くするためにマネーフォワード会社設立を使う場合は、余裕を持って依頼しましょう。
マネーフォワード 会社設立の口コミ
マネーフォワード会社設立の口コミをご紹介します。
ツイッターで調べたら、マネーフォワード会社設立は使いやすいという評判が多かったです。
実際に使ってみると、拍子抜けするくらいに簡単です。
その他の会社設立サービスは?
税理士事務所系サービス
「会社設立」で検索すると、「格安で会社設立できます」「自分で会社設立するより安い」というホームページもあります。
そのような格安で会社を設立するサービスは、税理士事務所のサービスがほとんど。
毎月の顧問料契約のために会社設立の料金が安くなっているので、顧問料を入れた時の総額をよく考えてください。
例えば、株式会社を設立費用が20万円、税理士顧問料が月額15,000円なら、自分で株式会社設立するよりも会社設立費用は安くなりますが、月額顧問料が必要なので総額が高くなります。
会社を設立したら税理士や会計士との契約も必要になるかもしれませんが、それなりに売上が発生してから考えても遅くありません。
会計ソフト系サービス
会計ソフトの老舗「弥生会計」、クラウド会計の「freee」も会社設立サービスがありますよ。
画面の見やすさでマネーフォワード会社設立を選びました!
マネーフォワード会社設立を使った理由
会社設立をしたら、仕事だけしていればいいわけではありません。
法人は会社の決算を申告をしなくてはいけないので、売上、仕入、請求、経費などの経理、給与から社会保険料を天引きしたり、年末調整などのバックオフィス業務も必要です。
会社設立後に使う会計ソフト・給与ソフトを何にするか比較しました。
小規模の会社だったらマネーフォワードクラウドを使うのがコストと便利さで一番良いと判断してマネーフォワード会社設立を利用しました。
マネーフォワードクラウド | freee | 弥生会計 | |
サービス | 会計・給与・請求 | 会計・人事・請求 | 会計・給与 |
料金 | 会計・人事・請求3980円 | 会計 1980円 人事 2200円 | 設立2年間無料 |
ポイント | ミニマムなので経費精算はできない | 年末調整ができない。 給与と会計が連動しない。 | |
使いやすさ | ★★★ | ★★★ | ★☆☆ |
弥生会計と弥生給与は、法人設立2年以内は無料で利用出来ますが、給与と会計が連動しないのと年末調整が出来ないのがマイナスポイントでした。
会社設立後のことを考えるとマネーフォワードが一番です。
マネーフォワード会社設立の流れ
会社設立の前に検討しておくこと
会社設立の前に、会社名・住所・資本金の金額・印鑑・会社設立日について検討しておきましょう。
会社名
子供の名前と同じように、会社の名前も重要です。商標登録された会社名や誤認させる恐れがある会社名はつけられないなど法律によってつけてはならない制限もあるので注意しましょう。
バーチャルオフィスの場合、同じ住所のバーチャルオフィスで同じ会社名はつけられないので気を付けましょう。
住所
フリーランスから法人を設立する場合など、小さく起業する場合は自宅住所で登記すれば0円です。
しかし、自宅住所を公開したくない場合などは、登記できるバーチャルオフィスを利用するのがおすすめです。
定款に会社住所が必要なので、マネーフォワード会社設立を利用する前に契約しましょう。
資本金の金額
資本金は1円から会社が作れます。
会社設立後に銀行から融資を受けたい場合など、信用力が必要な場合は100万円程度資本金にした方がいいそうです。
銀行の融資を受ける必要もないので、資本金は10万円にしました。
実印にする印鑑
法人設立登記をする時に、会社の実印となる印鑑が必要です。
実印・銀行印・角印の3本セットがよくありますが、最低限なら実印1本だけで間に合います。
ネット銀行なら銀行印は必要ありませんし、最近は電子契約も増えています。
なお、マネーフォワード会社設立でも3本で7,920円のお手頃な印鑑も作れます。
実印は重要な契約の時に使います。
印鑑が貧相なのは寂しいのでこだわりの印鑑を作りました。
会社設立日
定款が出来上がり、法人設立届を法務局に提出した日が会社設立日になります。
会社設立日を縁起の良い日付にこだわる場合は、マネーフォワードで定款が完成するのが1〜2週間かかるので逆算しましょう。
一粒万倍日、天赦日など物事のスタートに良い日がいいですね。
マネーフォワード会社設立の流れ
マネーフォワード会社設立の使い方はとても簡単
画面の指示通りに入力していけば迷いませんが、電話やチャットのサポートがあるので安心です。
マネーフォワードIDの登録
まずは、マネーフォワードIDを作ります。
メールアドレスで登録するほか、グーグルアカウント、Appleでサインアップなどができます。
会社設立に必要な情報の入力
会社設立に必要な情報の入力で下記の項目を入力します。
- 会社名の入力
- 本店所在地の入力
- 連絡先電話番号入力
- 代表者名と出資金
- 事業目的の入力
- 資本金の金額と内訳の入力
- 決算月の決定
事業目的はリストから選択できるのでとても簡単です
会社設立の手続き
会社設立の具体的な手続きに移ります。
- 印鑑の購入(自分で用意することもできます)
- 定款の作成(印紙代が0円の電子定款がおすすめです)
- 定款の準備(ここで行政書士に依頼となります)
- 証明書の準備(発起人の印鑑証明書をアップロードします)
- 定款作成の依頼(電子定款作成を行政書士に依頼します。行政書士とのメールのやりとりがあります)
- 出資金の入金(資本金を入金して、入金明細をアップロードします)
- 登記申請(いよいよ法務局に登記申請をします)
- 証明書の取得(登記申請から1週間程度で登記完了します。印鑑証明書や登記簿謄本を取得します)
会社設立後の手続き
登記が完了したら、年金事務所、税務署、都道府県税事務所、市町村役場へ届出をします。
それぞれの役所で手続きをしたら、会社設立の手続きが完了します!
届出の期限が書いてあるので、届出を忘れてしまう心配がないのでありがたいですね。
マネーフォワード会社設立で自分で会社を作ろう
マネーフォワード会社設立で、自分で会社を作ってみると、専門家でないとできないと思っていた手続きが簡単にできました。
会社を作る時は、お金が全然なかったり、手続きにお金をかけるより他のものにお金をかけたいですよね。
コストを抑えて簡単に会社設立をしたいなら、マネーフォワード会社設立がおすすめです。